2012/07/09

仕事のおはなし

ちょこっと仕事の話。

営業とかお客さんからWeb系の仕事を請ける時、見積もりやスケジュールを出すことが多いのですが、たいてい営業もお客さんもWebには詳しくなくて、あいまいな感じの依頼が来ることが多いのです。例えば、「○○の商品を特集したページを作りたいんだけど、いくらでどれくらいでできる?」とか。

当然、どのサーバにどんな内容でどれくらいのページを作るかによって、値段はピンきりです。その情報だけだと答えられないので、より詳しい話を聞きだそうとすると、「Webのことは良くわからないから任せる」と面倒くさがったり「コレと同じような感じ」と他の会社のページを提示されたりします。

それって、家に例えると

「3人で住む家が欲しいから家を建てて」

とオーダーしているようなもんで、どの土地にどんな材質でどんな広さで何階建ての家を建てるかを教えてくれないと家を建てられませんよね。

要件が出てこないんじゃあしょうがない、とこちらである程度想定してデザインを起こして持っていくと「なんか違うんだよね~」とか言われたりして、ひっくり返ったり大量の赤字が入ったりすることも多々あります。

お任せするって言ったのに…と思うのですが、結局デザインしなおしたり、言われるとおり修正したり余計な工数と費用がかかることが多いのです。しかもスケジュールも予算も増えないのです。

なんだか、そんなお客のワガママが多いと感じます。何もしなくても自分の思う通りのものが出てくる、自分の思う通りになる、と勘違いしてしまっているのでしょうか。
わからないなりに、ちゃんと自分が求めるもの(要件)を考えて、それを伝えて欲しいと思います。

お客様は大事です。が、神様ではありません。立場の対等な取引相手です。客だから、とワガママをしていいわけはありません。そして、我々もあるときはお客の立場です。お客の時は、そんな「ワガママ客」にならないよう、気をつけたいものです。

…以上、愚痴でした。 こんな話、Webやシステム業界だけじゃないと思うんだけど、どうなんでしょう…?

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