2012/10/04

Wherever you will go

ファイドウの曲を和訳しちゃうコーナー、第三弾は「Wherever you will go」です。

この曲はNo.40-3 MUAY THAI 1で使われています。コリオ紹介はこちら
ファイドウバージョンは非常にテンポが良く、ニー×2からのジャンプニーというとても強度の高いノリノリな曲になっています。

そして、原曲はこちらです。アーティストはThe Callingで、歌詞はこちらで見ることができます。

タイトルを直訳すると「あなたの行くところどこでも」ですが、歌詞中に

I'll go wherever you will go

が繰り返し出てくるとおり「あなたの行くところなら、どこにでも行きます」という意味の歌です。
これだけだと、単なるストーk(略)ですね。

とりあえず、和訳してみました。意訳しまくりなので、本当の意味と違ってても勘弁してください。


Wherever you will go - The Calling


この頃ずっと考えてるんだ
僕の代わりに誰が君の傍にいるんだろうって
僕がいなくなった時、君には君の顔に浮かぶ影に光をあててくれる愛が必要だろう

もし大きな波が僕たち皆に襲い掛かってきたら
君は砂と石の間で、一人で生き残れるだろうか

できることなら傍にいたい
君の行くところなら、どこへでも行くよ
どんなに高い所でも、地の底でも、君が行くところならどこへでも行くよ

君の真っ暗な日々の中で、君を見守るために、君を導くために、
あの日に戻る方法を、きっと僕は見つける

もしも大きな波が僕たち皆に襲い掛かってきたら
そのとき、そこに僕を君の元へ送り返してくれる誰かがいて欲しい

できることなら傍にいたい
君の行くところならどこへでも行くよ
どんなに高い所でも、地の底でも、君が行くところならどこへでも行くよ

僕の気持ちとともに去っていく
希望とともに去っていく
愛とともに去っていく

今ならよくわかる、僕の人生と愛はまだ続いているだろう
君の心の中で、君の記憶の中で、ずっと君と一緒にいるだろう

できることなら傍にいたい
君の行くところならどこへでも行くよ
どんなに高い所でも、地の底でも、君が行くところならどこへでも行くよ

もしも時間を巻き戻せるなら
君の行くところならどこへでも行くよ

君を僕のものにできるのなら
君の行くところならどこへでも行くよ
君の行くところならどこへでも行くよ

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やっぱりストーk・・・いやいや、違います。実はこの曲を作ったくだりがwikiに載ってます
それによると、ソングライターのAaron Kaminがこの歌を作ったきっかけは、従兄弟の死だったそうです。従兄弟とその妻は結婚して50年だったそうです。そしてその時、Aaronは従兄弟の靴を履いていたそうです。そして、「誰かを失った、50年を失った」時を想って詩を書いたそうです。
この曲のリリース後わずか数ヶ月後に、あの9.11のテロが起きたそうで、Aaronは9月11日のテロにこの歌を重ね言及したそうです。

確かに、歌中に

Run away with my heart
Run away with my hope
Run away with my love

とありますね。
過去形ではないのですが、もっと意訳すると

僕の心とともに逝ってしまった
僕の希望とともに逝ってしまった
僕の愛とともに逝ってしまった

ということではないでしょうか。
亡くなってしまった人への愛を想った歌なんですね。

そして、

If a greater wave shall fall
And fall upon us all
Then between the sand and stone
Could you make it on your own?

もし大きな波が僕たち皆に襲い掛かってきたら
君は砂と石の間で、一人で生き残れるだろうか

は9.11のテロで崩れ落ちるビルを想像させられます。
そして、あの瓦礫の中、遺体が見つからず行方不明のまま死亡認定された人も多いと聞きます。
そう考えると、この歌はテロで恋人を亡くしてしまった人の想い歌ともとれますよね。

残された人は、会いたくて会いたくて「君の行くところならどこへでも行くよ」 と想うわけです。

うーん、切ないですね。

切ない歌なのですが、ファイドウではノリノリで動けます。シールドはしっかり、ジャンプニーも高く、涙の代わりにしっかり汗を流しましょう!(おいおい)


それにしても、上で紹介しているYouTubeのPVは、内容と全然違いますね…。いい歌がだいなs

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